皿山なぜなぜ00

皿山なぜなぜ
有田陶磁史を歩く
有田町教育委員会
はじめに
 有田町教育委員会では、社会教育事業の一つとして。小学校の高学年を対象にした「少年の集い」を実施しています。この「皿山なぜなぜ 有田陶磁史を歩く」はそのテキスト・ブックとして考えられたものです。
 わが有田町は、かつて皿山とよばれ、すばらしい山河に抱かれながら、日本磁器のふるさととして、特殊な歴史と文化を育くんでまいりました。その大筋がこの本によって明らかにされています。幸いにして、子供たちの目を郷土の歴史や文化に向けさせ、産土である郷土を愛する心を培うことに役立つならば、これほどうれしいことはありません。
 今日。全国の地方自治体は、それぞれの特性に応じた、ふるさとづくリ事業に取り組んでいます。有田町でも、十年ほど前から、藩政時代には「内山」とよばれた旧有田地区の町並みを保存し、併わせで周辺の環境を整備する計画を進めております。きわめて課題の多い事業ですが、そのような時期に、ふるさと再発見を促す出版が思い立たれたことは、あながち偶然ではないと存じます。子供たちだけでなく、広く社会人の方々にも、ご一読をお奨めする次第です。
平成元年九月一日
有田町町長 青本類次
凡 例
○本文中の「釜」は「窯」に統一しました。
○「金ヶ江三兵衛」の呼び方については、稗古場の金ヶ江義人さんの呼び方に従いました。
〇地名の呼び方は「日本分県地図地名総覧」(人文社)に従いました。

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