コロナの影響によりマスクの着用がまるで義務のようになりつつある2020年夏ー。
実は感覚過敏などの理由でマスクを着用したくても着用できないという人もいらっしゃるそうです。
感覚過敏など様々な理由でマスクが着用できない方に取っては、外へ出れば人の目が気になったりすることでしょう・・。
そのような悩みを解決するために立ち上がったのが自身も感覚過敏の加藤路瑛(かとうじえい)さん。
加藤路瑛(かとうじえい)さんという若干12歳にして親子起業した中学生社長が『せんすマスク』という商品を開発し、テレビなどでも取り上げられ注目を集めています。
この記事では加藤路瑛社長の中学校についての情報や、親子起業するまでの経歴、感覚過敏とはどのようなものなのか?
まとめて紹介していきたいと思います!
目次
加藤路瑛(かとうじえい)の中学校はどこ?
加藤路瑛(かとうじえい)さんは、12歳で親子起業した経験から、自分と同じように若くして起業したいと考える小学生・中学生に向けにセミナー活動などもされています。
小学生や中学生の親目線で言えば、中学校と起業の両立なんて可能なのかということや、やっぱり私立名門中学じゃないとダメなのか?など気になるのではないでしょうか。
単純に私のようなミーハーは、現役中学生社長!と聞くと興味本位できになっちゃいますw
というわけで加藤路瑛さんの中学校はどこなのか調べてみると、東京都内の私立中学校に1年半通っていましたが、2019年に退学しN高等学校の中等部に転校されたそうです。
N高等学校の中等部ということでさすがにイニシャルにして隠しているのかと思いきや、これは正式名称で角川とドワンゴが運営している私立高校。
そこの中等部に転校されたそうです。
N高等学校ことN高は沖縄県の私立高校ですが通信教育制度も取り入れられていたり、キャンパスも北海道から東京・大阪・福岡など全国で18に増えており今後も全国的に開校が予定されているそう。
加藤路瑛さんは、2019年4月にN高に興味を持ち取材したことがあるそうで、そのときに通いたいと感じたそうですが加藤路瑛さんの近くは開校予定の段階だったため、実際の校舎を見れず、一旦は入学まではやめておいたとのこと。
もう1つの理由は加藤路瑛さんは『挑戦の大事さ』を発信している方なので、『学校と起業の両立は無理』という誤った印書を与えてしまう可能性もあるからとのこと。
その後、現在は加藤路瑛さんはN高等学校の中等部に転校されてます。
その経緯は加藤路瑛さんのnoteにて有料販売されているので、興味がある方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、最初に入学した私立中学校は起業のために入学したわけではなく、感覚過敏で食べることが苦手なので給食を避けるために私立中学校に入学されたそうですよ。
加藤路瑛(かとうじえい)の経歴
現役中学生社長・加藤路瑛さんの経歴を見ていきましょう。
加藤路瑛さんは現在『14歳の社長&研究者』という肩書で活動されていますが株式会社クリスタルロードを起業したのは12歳のときになります。
”社長”になるのに年齢制限はないのですが株式会社を作るのに必要な印鑑証明を作れるのが15歳からということで、何か方法はないかと母親と模索し、たどり着いたのが親子起業でした。
起業したいと考えるようになった経緯や親子起業という方法のヒントになった加藤路瑛さんにとって運命の出会いとなるカードゲームもあるようなので、そちらも紹介していきますね!
順番に見ていきましょう!
働いてお金を稼ぐことはかっこいいと思っていた幼少期
加藤路瑛さんは母親が働いていた労働組合に2歳の頃から出入りし、働く大人たちを見て育ったこともあって、小さいときから『早く働きたい』と子供ながらに考えていたそうです。
もちろん子供だったので明確に『何がしたい』などがあったわけではありませんが、65歳で民泊に挑戦した祖父母のお手伝いでお小遣いをもらった経験や、会社やパソコンなどに憧れたり、働くことはかっこいいと感じていたのかもしれませんね。
ただ、今でこそ親子起業した現役中学生社長ですけど、当時から『早く働きたい』という加藤路瑛さんに対してお母様は
「大人になってからね。そのためにも今はたくさん勉強しなさい」
と言っていたそうです。
初めから一緒に起業しよう!というスタンスではなかったようです。
人生を変えたカードゲーム
中学生に入学した加藤路瑛さんは化学に興味を持ちます。
それこそ科学実験するYoutube動画などを見たりしていたそうです。
中学生とかだとゲームやアニメの動画を見ているイメージですが、見ている動画は化学だったものの本当に今どきの中学生だったようです。
そんな加藤路瑛さんにお母様は『ケミストリークエスト』という元素記号のカードゲームをプレゼントしてあげたそうです。
そしてカードを上げているときに
「知ってる?このカードゲームって、12歳の男の子が作ったんだよ。たしか12歳で社長になって販売していたはず・・・。」
と母親に言われ加藤路瑛さんは自分と同じ年で社長になった人がいるということを知り、『早く働きたい』と小さい頃から考えていた加藤路瑛さんは、起業を決意したそうです。
母とたどり着いた親子起業
12歳で社長になった人がいると知った加藤路瑛さんは起業についてお母様と調べるようになり、社長には年齢制限はないけど、会社を設立するときに必要な印鑑証明が15歳じゃないと取れないことを知ります。
では、ケミストリークエストを作った人はどうやって起業したのか・・。
それを調べていくうちに、お父さんが会社を登記して子供が社長になっていたことを知り、これを加藤路瑛さんは”親子起業”と呼び、12歳にして社長になりました。
こうやって加藤路瑛さんの経歴を見ていると、本当にきっかけはちょっとしたことなんだなと思いますよね。
そして何より行動力。
12歳で社長になった人がいると知ったのは12歳のときですから、夢を1年かからないうちに叶えてしまったのです。
初めはお母様も大人になって働くために今は勉強を頑張りなさいと言っていましたが、子供のその熱意にいつのまにか一緒に応援していたのでしょう。
「せんすマスク」は感覚過敏の方のマスク着用の課題解決として作りましたが、飲食店やスポーツ観戦や夜の街など色々な人やシーンで使って欲しいです。
みんなが使うと、誰がマスクつけられない人なのか分からなくなる。障害などの問題は社会や集団が作っていることが多いのです。#せんすマスク pic.twitter.com/ccQbRd4KAP
— 加藤路瑛@14歳の社長&研究者 (@crystalroad2006) August 7, 2020
起業してからの加藤路瑛社長は本を出版したり感覚過敏の方向けに『せんすマスク』を開発、感覚過敏研究所を立ち上げ所長になり、起業したい子供たち向けのセミナー活動などを中学校の勉強と両立しながらマルチに活躍しています。
本当に私も見習わないといけないところばかり・・。
加藤路瑛の読み方と由来
余談ですが、この記事では加藤路瑛(かとうじえい)と時折ふりがなを添えているので読み方はわかると思いますが、少し難しいですよね?
加藤路瑛さんは現在、株式会社クリスタルロードの社長さんですけど、実はこの社名は加藤路瑛さんの名前から来ているんだとか。
株式会社クリスタルロードは
地球上にする全ての人々が、光の射す明るい道(クリスタルロード)を歩いて欲しい
という理念を掲げ社名になっていますが、加藤路瑛という名前を英語にしたものだそうで親が付けた名前が社名でありビジョンになっているというストーリーがまた感動しますね!
※瑛=クリスタル、路=ロード
感覚過敏とは?
感覚過敏の方向けに『せんすマスク』を開発し、テレビなどでも取り上げられ話題だと冒頭でもお伝えしましたが、感覚過敏というのはマスクなどの着用するものだけでなく五感が敏感すぎて日常生活に支障があることだそうです。
つまり臭いや音などもです。
食べると言うだけでも舌触りや臭いがありますし、大きな音や集団が苦手な方も多いそうです。
本当に日常生活が大変なことがかんたんに想像できますが、自分と同じような悩みを持っている方の手助けをしたいと感覚過敏研究所を立ち上げ加藤路瑛さんは所長をされています。
せんすマスクも本当に加藤路瑛さん自身が困っていたかこそ誕生した商品なのでしょう。
まとめ
海外とかだと中学生で起業したという方の話もたまーに見かけますが、日本ではまだまだ少ないですよね。
若くして起業しているほとんどがプログラミングが得意だったりしますが、加藤路瑛さんは才能も何もなくても誰でもできるということを伝えていきたいとおっしゃられています。
今はクラウドファンディングなどもありますし、今後加藤路瑛さんのような若くして起業する人が増えてくるかもしれませんね!
本当に見習わないといけないところばかりでした。