磁器発祥の地有田では、江戸時代より昭和の始めまで、陶磁器の原石を粉砕するために唐臼が使用されていました。ここ白川川や、年木谷川・中樽川等に数多く見られ、明治34年(1902年)には247基の唐臼があったことが記録されています。この整備は、佐賀県の河川整備事業と合わせ、県の地域づくり推進事業の補助を受けて実施しました。今では見られなくなった唐臼を記憶に残す為、当時の唐臼小屋の柱跡が数多く残るこの地に再現しました。